企画展「町田市立博物館所蔵 岩田色ガラスの世界展─岩田藤七・久利・糸子─」が、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館にて、2021年10月1日(金)から11月14日(日)まで開催される。なお、当初は9月21日(火)の開幕を予定していた
オーデマピゲ時計コピーが、変更となった。豊かな色彩と柔らかな形が織りなす色ガラスの世界
岩田藤七《貝》1962年 町田市立博物館蔵企画展「町田市立博物館所蔵 岩田色ガラスの世界展─岩田藤七・久利・糸子─」は、近代日本のガラス工芸史の礎を築いた岩田藤七・久利・糸子に焦点を合わせ、かれらが手がけた色ガラス作品を紹介する展覧会だ。
岩田藤七《貝「波の響」》1976年 町田市立博物館蔵昭和初期、ガラスといえば食器や板ガラスなどの実用品や、硬質な切子ガラスなどの生産が一般的であった。そうしたなかで岩田藤七(いわた とうしち)は、溶けたガラスを中空で吹き上げていく“宙吹き技法”による柔らかな造形と、豊かな色彩を特徴とする作品を発表し、日本のガラス工芸を芸術の域にまで高めた。
岩田久利《コンポート》1983年 町田市立博物館蔵また、藤七の長男・久利(ひさとし)は、研ぎ澄まされた感性と豊富な化学的知識に基づいて、色と光が織りなす華麗な作品を生みだした。
岩田糸子《飾皿》1984年 町田市立博物館蔵さらに、久利の妻・糸子(いとこ)は、藤七が興した岩田工芸硝子株式会社を受け継ぎつつも、自らもガラスの装飾壁画や大皿などを手がけたのだった。
岩田久利《花器》1982年 町田市立博物館蔵本展では、藤七による《貝》や《貝「波の響」》、久利の《コンポート》や《花器》、そして糸子が制作した《飾皿》 など、約60点の作品から、豊かな色彩と流麗な造形が織りなす色ガラスの世界を紹介。また、藤七が鎌倉を拠点とした文学者や美術家と親しくしたことから、同館が所蔵する藤七の初期作品や、鎌倉に過ごした有島生馬や山口蓬春、小倉遊亀らの作品を展示し、同時代の美術についても光をあてる。展覧会概要企画展「町田市立博物館所蔵 岩田色ガラスの世界展─岩田藤七
フェラガモスーパーコピー・久利・糸子─」
会期:2021年10月1日(金)〜11月14日(日)
※当初は9月21日(火)の開幕を予定していたが変更
※スケッチブックは前期(10月1日(金)〜10月17日(日))・後期(10月19日(火)〜11月14日(日))で展示替えを実施
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 700円、20歳未満・学生 550円、65歳以上 350円、高校生 100円
※中学生以下、障害者手帳などの所持者および介助者原則1名は無料
※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:10月3日、11月7日)は、18歳未満の子ども連れの家族は、割引料金(65歳以上のぞく)で観覧可
※そのほかの割引に関しては問い合わせのこと
※会期などは変更となる可能性あり(最新情報は美術館ウェブサイトを確認)
■巡回情報
・岐阜県現代陶芸美術館
会期:2021年7月10日(土)〜8月29日(日)
住所:岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパークMINO内
・栃木県立美術館〈終了〉
会期:2021年4月17日(土)〜6月27日(日)
住所:栃木県宇都宮市桜4-2-7
【問い合わせ先】
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
TEL:0467-22-5000